こんにちは。
松美装 大川です(^^)/
今回は、床の見切り材についてご紹介いたします!
空間のインテリアのベースとなる床面の仕上げ材をきれいに納める見切り材は、仕上げ材の素材や色とのバランスを見ながら選びます。
床面をどのように見せたいかによって選び方もポイントも変わってきます。
そもそも見切り材とは??
廊下と洗面室やトイレの境目、リビングとその隣の個室の境目、リビングの中にある畳コーナーの四方などに細い部材が入っているのを見たことはありませんか?
これが見切り材です。
見切り材とは、仕上げ材同士のつなぎ目部分や端部に設ける部材のこと。フローリングとクッションフロアやタイル、畳など異なる床仕上げ材をつなげる際に使います。
仕上げ材の厚みの違いによって出るわずかな段差を解消する、端部を保護するといった役割があります。つなげる仕上げ材がフローリング同士であっても、張り方や色を変える時には見切り材を入れることが多いです。
見切り材の選び方
①色
見切り材はつなぎ合わせる仕上げ材の端部を保護する役割で使うため、基本的にはつなぐ仕上げ材と近い色を選んでなじませ、目立たせないようにします(^^)
片方の仕上げ材がフローリングなら、フローリングの色に近い見切り材にすると選びやすいです。
逆に、異なる床の仕上げ材のどちらにも合う色の見切り材がない場合や、あえて境目を強調して床面にアクセントを付けたい場合は、どちらの仕上げ材とも違う色の見切り材を選ぶことも☆
LDKの中でのリビングとキッチン、リビングと畳コーナーなど、同一空間ながら用途をはっきり区分けしたい時は床の見切り材を目立たせると個性的なインテリアになります。
②幅サイズ
床の見切り材は20~45㎜と幅サイズにバリエーションがあります。
幅サイズが小さいと仕上げ材になじんで目立ちにくくなるため、リビングや個室と廊下を同じフローリング材で仕上げるといった場合に採用すると、自然な仕上がりになります。
フローリングとクッションフロアやタイルなどそれぞれの厚みが異なる仕上げ材同士をつなぐ場合、段差の解消を目的として見切り材を入れるのなら、幅サイズが大きいタイプのほうが段差をカバーしやすいです♬
③素材
床の見切り材の素材には種類があります。
木製はもっとも一般的な見切り材で、フローリング材同士、もしくはフローリング材と他の仕上げ材とをつなぐ際に使います。同じような使い方で樹脂製もあり、木製よりも安価で色のバリエーションが豊富です。
アルミ製や真鍮製、ステンレス製などの金属の見切り材もあります。いずれも木製や樹脂製より細めで、タイルや土間とフローリング材の境目に採用するパターンが多いです。シャープな印象なので、モダンな雰囲気を出したい時に採用するとgood!(^^)!
④形状
床の見切り材の形状には、L型やT型、フラット型などがあります。
L型は床と壁が接する部分に設けるタイプで、仕上げ材の端部と壁の間にできるすき間を埋めるために使います。T型やフラット型は同じ厚みの仕上げ材同士を床面の途中でつなぎ合わせるために使うものです。
つなぎ合わせる仕上げ材の厚みが違う場合は、10mm程度ならへの字型やアーチ型を使って段差を解消し、なめらかな床面に仕上げることができます。
見切り材本体の形状だけでなく、仕上げ方に合わせて形状を選ぶことも大切です。直線で張り分ける見切り材以外に、カーブをつけて張り分けできるよう曲げて使う見切り材もあります。遊び心をくすぐる仕上がりになります(*^▽^*)
見切り材の活用例
●金属の見切り材でシンプルすっきり●
白いタイル目地に合わせてシルバー色の見切り材を入れてあります。タイル目地の一部のように見せることで見切り材が目立たず、シンプルにすっきりと仕上がっています(^^)
●フラット型の見切り材で張り分けて異素材の質感を楽しむ●
立体感のあるフラット型の見切り材を使っています。目を引くデザインのタイルとシンプルなフローリングの境界線を目立たせることで、お互いの仕上げ材の美しさを高め合う効果が生まれています。
●床の見切り材を多用しデザイン性を高める●
ゴールド色の見切り材を多用してフローリング材を張り分けしています。壁や住宅設備の奥行をラインのようになぞり、繊細で上品な雰囲気に仕上がっています。
色や幅サイズ、素材によって見た目の印象が大きく変わり、デザイン性を高められるのもうれしいですね(#^^#)
おしゃれなインテリアでまとまった空間で心地よく過ごせるよう、雰囲気にぴったりな見切り材を選んでみてください!
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