こんにちは、松美装の島です。(^^)/
桜も散り始め、少しずつ日中の気温も上がってくるにしたがい、エアコン交換シーズンが迫ります。
先日は高所作業のエアコン交換をご紹介致しましたが、今回はバルコニーや庭、窓等に隣接していないお部屋のエアコン交換をご紹介致します。
今回、２台のエアコン交換を致しますが、１台はバルコニー（窓）から離れている洋室に先行配管（隠蔽配管）にて設置されていました。
～～先行配管～～
新築やリフォーム時に壁や床、または天井が出来上がる前、予め内部に配管を通しておく方法。
～～隠蔽配管～～
配管を壁の中や天井裏の内部を通し、外から配管が見えないようにする施工方法。
お部屋に窓がない、デザインや雰囲気を大切にしたい場合等に隠蔽配管でエアコンの配管を繋ぎます。
◆洋室エアコン設置場所：配管は壁や床を通りバルコニーの室外機に繋がってます。
ご依頼頂きましたお部屋の既存エアコンは、１台の室外機で２台以上の室内機を運転できる「マルチエアコン」です。
室外機が１台で済む為、バルコニーや狭いスペースでも場所を取らずにすっきりに収まるメリットがある一方、室外機１台で複数台のエアコンを運転している為、同時に複数台の室内機を運転すると、設置場所により能力ガタ落のデメリットもある様です。
今回、新規エアコンは室外機別々の一般的なエアコンを設置致します。
◆洋室設置場所の裏：既存の配管を撤去して新たな配管を通していく為、壁や床数ヶ所に穴を開けました。
◆LDKの床
◆LDKエアコン設置場所（既存の配管ルート）：ここからバルコニーへ２機分の配管を出し、室外機へ繋いでいきます。
◆床を通した洋室の配管を壁伝いにバルコニーへ出します。
◆LDKにエアコンを設置！
◆新規エアコン設置後、穴が開いたところを補修していきます。
（グレーの塩ビ管は洋室のドレイン管です。）
◆クロスを張り、壁面は完了です♪
◆室外機は２台になりましたが、バルコニーが広いので余裕はあります。
さあ仕上げの床、補修跡を均してCFやソフト巾木を貼ります。
◆ゴミが有ると仕上げに影響が出ますので、丁寧に掃除をしてからになります。
【施工後】
◆LDK
◆洋室
隠蔽配管でのエアコン設置は費用負担も大きく、加湿機能等の高機能エアコンは設置できない場合がありますので、機種や設置場所によっては露出配管が良い場合もあります。
エアコン交換をご検討されておりましたら配管方法等、お気軽にご相談ください(^^)/
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